大雨、猛暑の次は未だ経験のないルートをとる台風と、今年の気象状況は異常としか思えないですね。異常が通常になって来ているのかもしれません。

あるコンテンツを売るビジネスをしている方の音声配信を先日まとめて聞いてみました。「作品と作家」についての見解を述べられていらっしゃいました。彼女の言葉の選び方・使い方、思考の方向性など学ぶところが多いです。

アーティストが制作する「作品」とコンテンツビジネスで作り上げられた「作品」、同一視する必要はないのでしょうが、「作品」と「作家」があまり近づき過ぎるといい印象を受けない「気持ち悪い」との意見もございます。

「作品」を作り上げるには一つ一つに物語が付いてきます。

「作家」が作品を制作する時、まるで同じ状況で作り上げることはありません。

特に刺繍のように何ヶ月もかかってひと針ひと針縫い込む工程で季節も体調も周辺状況も変わってくるものです。

そんな思いをしながらも出来上がった「作品」を手放してしまうには理由があります。

「もの」が「作品」として世に放たれた途端、「作品」は一つの個性を持って新しい「人」との出会いを待ちわびているからです。もうそこには「作者」は必要ありません。未来を自分から探して行くのです。哲学でいう「作者の死」ですね。